連休明けの感染症

新型コロナウイルス感染症が5類から解除されてちょうど1年になります。すっかり日常を取り戻した中でのゴールデンウイークのため観光地はどこも混雑していたようです。

 

そんな中、自分は休日診療所の当番医をしておりました。。連休中に体調を崩した方が来院されるため当然のことながら発熱の患者さんが多いのですが、検査をするとインフルエンザAB型、新型コロナウイルスとウイルス感染の患者さんがぽろぽろといました。新型コロナは繰り返し流行があるのでそんなものかなと思いますが(症状自体は軽い方がほとんどでありゴールデンウイークに出かけていたけれど休み明けに学校・仕事が始まる前に確認したいなどが受診のきっかけのようでした)、インフルエンザは従来、季節性の流行とされていたので不思議ですね。インフルエンザワクチンは年末などに打っている方が多いので効果が落ちたタイミングで広がると大きな流行になるかもしれません。新型コロナが騒がれていた際は、熱があれば学校を休んでも欠席にならないなどの対応をしていたところもあったようですが、体調が悪いときはお休みするという原則がやはり大事なのかなと思います。